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黄昏のエロゲ感想

エロゲ感想ブログ たまにオススメ書いたりする。

2019年にプレイしたエロゲ BEST10

内容説明

今回は自分が2019年にプレイしたエロゲ(ギャルゲーも含む)の中から10作品をランキング形式で紹介していきたいと思います。

基本的にネタバレ無しなので未プレイの方にも問題無い記事となっています。


ランキング発表


[10位:AQUAS]

ジャンル:闇鍋
公式サイト:閉鎖

作品紹介
SF ファンタジー バトル 泣き 鬱等の様々なジャンルをごちゃ混ぜにした作風と、人類が滅び 人魚が地球を支配している時代といった独特の世界観が魅力的な作品です。
終盤の展開はやや難解気味 というか説明不足感が否めませんが ルート毎に展開が全く違い退屈しらずのストーリーと考察の面白さから10位にランクイン
マイナーより且つ評判もイマイチ パッとしないため手に取る方は少ないかもしれませんが、かなりオススメできる一本です。
設定を作り込んで、バラバラの各ルートを纏める事ができていたなら、上位に食い込んだかも…







[9位:ラムネ2]

ジャンル:夏、田舎、雰囲気ゲー
公式サイト:閉鎖?

作品紹介
ねこねこソフト ラムネシリーズの3作目
演出にファンサービスが多く 完全に前作をプレイしている事前提で作られているので単体での評価はしづらいですが、
個人的にかなり気に入った作品
キャラ良し 舞台設定良し 盛り上がり良しと雰囲気ゲーで抑えるべき点はしっかり押さえている良作です。
バグゲーのため ねこねこ全体の中では、やや控えめの評価をされています。しかしシナリオにのみに目を向ければ、シリーズの中でも突き抜けていると思います。
注意点としては、上で説明した通り ラムネ、そらいろの事前プレイ推奨の部分
一応 前作ショートverは付属しているので必須ではありませんが…







[8位:ナルキッソスすみれ(非18禁)]

ジャンル:死生観、余命宣告、泣きゲ
公式サイト: http://stage-nana.sakura.ne.jp/narcissu_sumire.htm

作品紹介
感動します… 説明としてはコレで十分なくらい感動できます。
所謂 余命宣告されたキャラの死生観を描いたシナリオでオーソドックスな泣きゲナルキッソスシリーズとねこねこの「すみれ」のクロスオーバーに当たる作品です。
ナルキ1+2(できればゼロも?)とすみれのプレイが必須級なので、やや敷居は高いかもしれませんが、やる価値は十分にあるクオリティと言えます。
特に挿入歌の「半分の魔法」が素晴らしく終盤の演出 ストーリーと組み合わさった爆発力はかなりのものです。
寿命 死生観 病気系の泣きゲーが好きな人は絶対にやるべき







[7位:灰瞳に機す(非18禁)]

ジャンル:殺人、ミステリー
公式サイト: http://teagreen.shisyou.com/kaidou/index.htm

作品紹介
ノベルゲーにおける選択肢の重要性を書いたシナリオ ジャンルとしてはミステリーかな?
兎に角 主人公がカッコいいです。よくある俺TUEE系や爽やかイケメン系ではありませんが、一般人代表のような等身大主人公が泥臭く頑張るのは、やっぱり魅力的に感じますね〜

本作一番の魅力は、一番初めに書いたように、「選択」に重きを置いた部分
たった一つの選択肢でBADどGOODに分岐するわけですが、どちらのENDも良く 特にBADの使い方が上手いです。その為 人によって、どちらがより良いENDか変わるのが面白い所です。
難点は前半パートが非常に退屈な事と同人特有の絵のクオリティが低い事です。
ここが割とネックになる可能性大なのでプレイする際は気をつけてください。







[6位:雪影]

ジャンル:姉、伝奇、冬、田舎
公式サイト:閉鎖?

作品紹介
姉or伝奇ゲー好きにオススメの一品
本作はツイッターの姉好き派意見を聞く限り姉ゲーとしてかなり評判が良いようです。
ちなみに自分は同作品に出てきた幼馴染の方が気に入りましたw
伝奇に関しては姉要素以上に力が入っており、実在する伝承や書物になぞって物語が進んでいるので、かなり本格的な構成となっています。
ネタバレの根幹に関わる事なので詳しく説明は出来ませんが、とある設定と展開が他の伝奇ゲーとは大きく逸脱しているので伝奇ゲーに慣れ親しんだ人ほど驚きが大きいかも…
後 かなりHシーンが多いのも特徴です。どちらかといえばシナリオゲー寄りの筈ですが抜きゲーばりにHシーンがあります。







[5位:120円の春(非18禁)]

ジャンル:雰囲気ゲー、泣きゲ
公式サイト: http://nekoneko-soft.com/main/html/neko15th/120yen.htm

作品紹介
4つショートストーリーから成る短編集であり各エピソード毎に春夏秋冬と120円をテーマに物語が進んでいきます。
起伏があまり無く単調に進んでいくので人によって合う合わないが大きくはありますが、ねこねこソフトに一度でも触れて、尚且つ気に入った人には是非オススメできる作品です。
短編集ということもあり、フルコンプにかかる時間も5〜6時間程度と気軽に始められるのも魅力の一つです。4つとも良いお話ですが、自分は春エピソードが一番お気に入りだったりします。
現状 PC版の入手がやや困難なのでプレイする際はDL版を購入するのが吉







[4位:消えた世界と月と少女]

ジャンル:和風ファンタジー、田舎、伝奇、ミステリー
公式サイト: http://hiyoko-soft.com/sp/

作品紹介
和風伝奇ファンタジーと純粋に創作物として面白くなりやすいジャンルなので、その例に漏れず シンプルに読み物として面白い作品です。10〜5位までは、やや人を選ぶシナリオのものが多かったですが 本作は割と番人受けする設定やストーリーになっています。
絵柄も可愛らしく、盛り上がるシーンも分かりやすいので初心者にも勧めやすい作品です。 ただ、若干伏線回収や描写に難解(説明不足?)な点がチラホラ見受けられるので、その辺りは注意が必要かもしれません。
噂ですが、このあたりの分かりにくい部分の補完エピソードを追加した完全版が出るらしいので プレイするのは、それからでも良いかもしれません。







[3位:ソーサレス アライヴ]

ジャンル:バトル、異世界転生、魔法ファンタジー
公式サイト: http://sorceress-alive.com

作品紹介
消えた世界と月と少女に続き、こちらも分かりやすく初心者向けの作品
異世界転生した主人公が魔法を使ったスポーツのコーチになってチームを優勝に導くといったありがちな設定の前半パート 怒涛の展開、伏線回収の後半パートの緩急が非常に魅力的にです。
前半パートが非常につまらないのですが、恐らくこれはわざと盛り上がりに欠けるストーリーにする事で後半の面白さを際立てているのだと考えられます。
中古に流れるのを防止するためかディスクとDMMアカウントが紐付けされてるので中古では無く 新品を購入することをオススメします。







[2位:灯穂奇譚

ジャンル:伝奇、夏、田舎、ファンタジー泣きゲ
公式サイト: http://www.mizu-
kagami.jp/tousui/tousui_index.html

作品紹介
伝奇パートの作り込みが凄まじい作品で6位の雪影も実際の民俗学を多少なぞってはいますが、本作はそれを遥かに上回る出来栄えとなっています。
作中に出てくる論文は実際の民俗学と歴史、古事記のエピソードと独自の設定を絡めたもので、これを軸に物語が進んでいきます。
また同人ゲーでありながら、商業モノ 顔負けのクオリティで、シナリオ 原画 BGM システム面 全てが当時の一級品レベルであるいえます。同人作品はシナリオが良くても他の部分を削っている場合が多いので、この点も非常に優秀です。
伝奇パート以外のストーリーもシンプルな構成の泣きゲーで普通に感動できますが、伝奇パートに比べると、やや勢い不足なので特に伝奇が好き!といった方以外には極端に刺さることはないかもしれません。
逆に言えば伝奇好きには絶対にやってほしい…







[1位:夏ゆめ彼方(非18禁)]

ジャンル:夏、田舎、泣きゲ
公式サイト: https://www.freem.ne.jp/win/game/15681

作品紹介
2019年12月末のギリギリにプレイしてランキングい1位をかっさらったフリーの同人作品 まだ感想記事は書いてませんが、そのうち書く予定…

短編・夏・田舎・成長・幼少期の思い出と今の現実といった自分の中でもかなり好きな要素を詰め込みまくったシナリオ
誰もが思い出に浸る小学生時代の体験を軸に主人公の成長物語を描いた作品で主人公が神様と出会い父親の死を乗り越えて大人へと成長する話です。
しかしコレは前座に過ぎず 本編クリア後に解放されるエピソード「夏ゆめ彼方」こそ本作品で一番良かった部分です。 ネタバレをしない記事なので詳しくは書けませんが、ライターの思いがこれでもかと伝わってくるストーリーです。 2〜3時間で終わる短編で作りが甘い点もありますが、それ踏まえて尚且つ2019年にプレイしたエロゲの中で1位だと言い切れる作品です。



まとめ

エロゲと言いながら、4作が一般向けの作品となってしまいましたw
どれもこれも癖はありましたが良い作品です。 入手困難なものや高額なものも無いと思うので是非気になった作品や好きなジャンルがあったらプレイしてみてください!

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